映画の歴史・・・その3
記録映画はすでに映画の誕生とともに始まっているが、本格的なドキュメンタリーの開幕は、ロバート・フラバティの『極北の怪異』からです。
また同時期、旧ソ連のジガ・ヴェルトフも、斬新なモンタージュで記録映画に新生面を切り開いています。
そしてかれらのつぎに大きな波を起こしたのが、ジョン・グリアソンを主導者とするイギリスのドキュメンタリストたちです。
かれらは1920年代末期から40年代にかけ、『流網船』(29)、『夜間郵便』(36)など、社会性を重視した啓蒙的な作品を世に送り出し、記録映画史上に重要な足跡を残します。
『セイロンの歌』(35)のような芸術性豊かな作品も生み出しています。